【醸造所】最近注目されるワインも多いアントル・ドゥ・メール地区で安定した生産を誇るシャトー・レザロマンは 大手資本の傘下でなく独立したプチシャト―。
ジョエル・デュフォー氏の所有するこのシャトーは アントル・ド・メール地区のサンテミリオンの対岸ムーラン村に位置する。 土壌は粘土石灰質土壌。
デュフォー家は約100へクタールの葡萄畑を所有管理し、シャトー・レザロマンとシャトー・ラ・モット・デュ・バリーの2つのシャトーを所有。
ジョエル・デュフォー氏は、若い頃各地のブドウ園を修行し 1990年代後半にシャトーを父から受け継いだ。ジョエル氏の兄弟も近所にシャトーを営む。
【ワイン】なだらかな斜面に植えられた平均樹齢35年余りの葡萄から醸されたワイン。
ベリーなどの風味あるはつらつとした果実味が豊か、 しかも凝縮感があり、ボルドーのクラシックなスタイルで複雑味も十分持ち合わせたしっかりとした赤ワイン。葡萄収穫後低温発酵の後28-30度前後でステンレスタンクにて5日間ほど発酵、マセラシオンを2-3週間行う。
樽熟せず早飲みスタイルとはいえ3年目で飲み頃となった。